毎年、夏の時期になると黒いお米のようなフンがベランダや玄関、室外機の上、シャッター、壁付近に落ちている。
「新築なのに何故?」
と頭を悩ませているお客さんも多いです。
現在の住宅設計では気密工法で作られており、大きな隙間が殆どない「空気の流れを考えた設計」の住宅が多いです。
そこに実は落とし穴があり、24時間換気扇などが各部屋についていたり、風の流れを作るために壁に隙間(2cm程度)が設けられています。
実はこういった住宅をコウモリは好む傾向にあります。
コウモリも多数住処を作り今日はこの御家、明日は隣と住処を替えている場合もあります。
それが現在のコウモリの生活の仕方です。
住む環境に合わせてコウモリも変化しているのです。
先日、横浜市某所の住宅でフンが多数下部に落ちていたため、駆除対策を行いましたがその日はまったくコウモリが外に出てきませんでした。
そのため予防処置を行い、侵入口を塞ぎ殺菌消毒をしっかりして施工を完了しました。
福岡市のお客様宅では、下部にフンなど形跡は殆ど見られませんでしたが追出し処理をしたところ一箇所の隙間から12頭ものコウモリが、移住するタイミングもあるでしょうが飛び出てきました。
コウモリが来ない方法はあるのか?
完全に建物付近に来ないようにするのは難しいことですが、わが家にこないようにするにはコウモリが住みにくい環境にしなければなりません。
住宅建材「サイディング」や建物設計など多数条件はありますが、コウモリのために建物を設計するわけにはいきませんので難しいですね。
人が住みやすく、コウモリや害獣が近寄らない住宅は今後出来るのでしょうか。
それを踏まえ、わが家の定期点検(家の周囲をまわり変化コウモリの形跡などがないかをチェックすること)で早期発見が出来ます。
初期段階であれば対策も簡易に終えることができます。
一生に何軒も建てるのであれば良いのですが中々、出来ませんよね。
大切な我が家を長く持たせるために自分で家の状況変化をしっかりと知ることが大事です。
害獣だけではなく、建物の劣化など補修箇所も自分で見つけるという、家に意識をしっかり持つことが一番大事ではないでしょうか。
先ずは家をしっかりと見ることから始めましょう。
コウモリ駆除ナンバーワン 防除研究所 (愛称 防研 ボウケン)
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