テレビ愛知、テレビ大阪、テレビ九州は平成30年7月29日日曜日 18:30から
関東圏は隅田川花火大会が延期になった為、平成30年7月28日土曜日放送 テレビ東京 18:30から 2時間半
ニュージーランド海外出張でテレビ【サムライバスターズ2】の撮影でボウケンジャー3名とテレビ製作関係者で9日間いきました。NZ オークランドについて先ずは登場シーンを撮影して、撮影現場3時間かけて車で移動しました。夜遅くなりそのまま初日はホテルINでした。夜は、近くのレストランで今回のミッションの成功を祝いこれからの計画、意見を出し合い話し合いました。
翌朝、いよいよ現地へ・・・ホテルから50分くらいの原生林の中
近くにキャンプ場などの施設がありましたが 原住民 テロロア族との取材で、改めてヒヤリング、現地確認、調査などを行いながらロケをしました。
なんせジャングルの中で、駆除する場所を選定するのも一苦労でしたが、3箇所に絞込み、準備にかかりました。いつものように先ずは定点カメラを設置し(10台)電源を引っ張るのが大変で現地の人に協力をもらい何とか設置完了。次にドローンなど多数調査を行い現場での状況を把握しました。今回のターゲットはポッサム
和名
フクロギツネ
分類群
哺乳綱 双前歯目 クスクス科(Phalangeridae, Diprotodontia, Mammalia)
学名
Trichosurus vulpecula
英名等
Brushtail possum, Common brushtail
自然分布
オーストラリア(タスマニア島を含む)
形態
頭胴長32?61cm、尾長24?38cm、体重1.4?4.5kg、毛は灰褐色、鼻がピンク色。指は5本で鋭い。
生息環境
森林性であるが、人を恐れないため民家に入り込むことがある。温度選好性:乾燥地帯に住む。
繁殖生態
繁殖期:春?夏に一回、または春と秋に二回、妊娠期間17週間、4?5ヶ月育児嚢で保育する。
産仔数:通常1頭、まれに2頭
生態的特性
乾燥地帯に住む。夜行性で森林性であるが人を恐れないため民家周辺にも定着する。
食性:主に植物食(葉、花、果実)で昆虫や小動物も時に食す。
侵入経路
保温性の高い毛皮目的
影響
小動物(鳥類とその卵,昆虫など)、植物の捕食、寄生虫や病原菌の伝播、ニュージーランドでは毛皮用に
オーストラリアから持ち込まれた個体が野生化し、ウシの結核を伝搬したため駆除対象種となっている。
ニュージーランドでは農作物への被害も報告されている。
影響を受ける在来生物:雑食性で、鳥類や昆虫類・植物を捕食。牛結核や線虫を伝搬する。
他の在来哺乳類にも感染する可能性等。
法的扱い
外来生物法で特定外来生物に1次指定された。ニュージーランドでは駆除対象動物。
オーストラリアでは保護動物。
生態?
・繁殖形態は胎生で妊娠期間は16-18日、1回に1-2頭(通常1頭)の幼
体を出産する。
・繁殖期は北部では一年中であり南部では春および秋であるが栄養状
態にも左右される。
・育児は他の有袋類同様育児嚢で行う。
・幼体は4-5ヶ月で袋から出てその後2ヶ月程は親の背中に背負われて
育つ。
・オスは約2年でメスは約1年で性成熟し寿命は平均で6-7年、最長でも11年程度。
夜行性で日中は木の洞などに作った巣に隠れている。
・単独か、つがいとその子供で生活する。
・生態系的には北半球におけるリスに類似するとされる。
・後肢の指は親指と他の指が対向し木の枝をつかむことが出来る。
・人差し指と中指はくっついていて一本の指のように見える。
・雌雄の差が少なく外見からは区別が難しい。
市街地から森林まで幅広く生息し樹幹の移動や地上に餌を見つけた場
合は地上に降りるが、ほぼ樹上性。
・夜行性で特定の巣は作らず昼間は木の樹洞などで休む。
・オスは肛門腺や胸にある臭腺などでマーキングし縄張りを作る。
・天敵はディンゴ、オオトカゲ、ネコ、キツネ等である。
【被害状況】
捕獲作業が行われる前1980年代、ポッサムは把握しているだけで、なんと7,000万匹いました。
当時ニュージーランドの人口は300万人。つまり人口1人頭23匹もポッサムがいたことになります。
これが捕獲活動の効果も出て2009年には「少なく見積もって」3,000万匹まで減らせました。
それでも2010年時点の羊の数は3,500万頭弱と言われているので、もし多く見積もったら羊の数よりも野生のポッサムの数の方が断然多いことになってしまいます。
•ニュージランドでは様々な植物を食草とすることにより、森林環境の急激な改変が生じ、生態系に様々な影響を及ぼしていることが指摘されている。
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